(。-ω-)zzz. . .
(。-ω-)zz. . .
(。-ω゚)z. . .
( ̄□ヾ)ファー
今何時?、
まだアラームなっていないけど、5時間も寝ていない割には妙にすっきりしているな・・・10時前かな?・・・。
スマホで確認・・・。
【゚Д゚】?!、日本時間?、時計合わせてなかった?!
何度見ても同じ・・・。
(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ ダッ!!( ; ロ)゚ ゚テー!!
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!!
まじかーーーーーーーー!!!
寝過したーーーーーーー!!!
俺の馬鹿ーーーーーーー!!!
あ~、もう今日終わった~。
市内散策の予定だったけどこの時間じゃ何も出来ねーーー・・・。
ひどい一日の始まりかただなこりゃ。
11時間も連続で寝ていた何て今まで記憶にないぞ。
ホテルの布団がふかふかでだいぶ寝心地が良くて中途覚醒がなかったのと、遮光性の優れたカーテンでずっと日差しが差し込まず部屋が真っ暗だったから時間の感覚が狂ったのかな?。
これが睡眠負債ってやつか~。
これで今日自由に使える残された時間は3時間位か?。
それなら何とか観光できるかもしれないから急いで準備して出かけるか。(←徐々に冷静に)
時間がないのでデジカメの撮影データをPCの外付けHDDにコピーしている間に着替えたりイエローナイフタウンマップを確認したりして行動計画を立てる。
なんとか16:00過ぎに予定より5時間遅れでホテルを出発。
まずは市内まで徒歩で向かう。
イエローナイフは地方都市でもだいぶ田舎で、中心地とはいえ繁華街と言えるほどの場所は無さそう。
信号機は中心地にしかないが、交通量は少なく信号がない場所でも歩行者を優先したマナーの良い運転をしているのを感じる。
そのままオールドタウン方面へ。
見かける住宅は日本のように密集しておらず、土曜日だというのに地元の人々が出歩いている姿も少なくて閑静な街並み。
自動車のライセンスプレートはシロクマがモチーフ。
最近では日本でも125cc以下の原動機付自転車等で良く見かけるデザインナンバープレートを思い出す。
ちょっと遠回りしてから
(道を間違えた)到着したのがブルックスビストロ。
カントリーな雰囲気を醸し出している、ガイドブックにも掲載されている人気店で、
北極イワナやバッファローといったこの地に生息している地元の食材を使った極北料理が中心。
店内に入るとほぼテーブルは満席だがカウンターが2席空いている。
会計中で忙しそうなウェイトレスの手が空いたタイミングで一人と告げるとそこを指示されたので座るが、
ほぼ満席になるとその後も続々と客がやってきたので、調度いいタイミングの来店だった。
ウェイトレスが会計まで一人でこなしているので接客までにしばらく時間かかるかな。
暇なので店内を見渡す。
独特の雰囲気と至る所にある賞賛された数々の落書きが特徴の店内。
それらが人気店である事を物語っている。
気になる料理は目の前のおばちゃんが一人で担当しているようだ。
愛想のいいウェイトレスがメニューを運んでくるまで待ち続けること15分ほど。
バッファローステーキか北極イワナか迷うが、評判のいい北極イワナをグリルでオーダー。
もちろんビールも。
これはイエローナイフの地ビール。
イエローナイフに来て初めてビールを飲んでとりあえず満足。
と、右隣に座っていた先客から「オーロラどうでしたか?」と話しかけられる。
隣は日本人女性2人組だったのに今になって気づいた。
2人は2日前からオーロラビレッジで鑑賞中で、昨晩の一番奇麗なオーロラを見て撮影出来たということで写真を見せてもらう。
スマホでの撮影らしいのに、鮮やかに撮影出来ていてとてもうらやましく思う。
それだけ規模の大きいオーロラだったということか。
逃した魚は大きかった・・・でも直接見れただけで良しとしよう。
2人とも明日の夜まで鑑賞と自分と同じ鑑賞スケジュール。
どこかで会えるかもしれませんね~と挨拶をして先に出て行った。
その時、タイミングよく料理が出てきた。
北極イワナはサーモン系でも柔らかくてほぐれずにナイフで綺麗に切れる。
ソースは甘目の味付け。
イワナ自体はサーモンよりあっさり、味が薄いように感じるが美味しいことには間違いない。
付け合わせのフライドポテトがカリッとしていてこれまた美味~。
野菜は何とも言えない食感でレタスの葉の芯に近いような感じだけど、味は悪くない。
カルガリーのサンドイッチからこれまで何も食べていなかったのと、やっとまともな食にありつけて満足。
量は多いが腹ペコだったので全て食べ切り、ごちそうさまでした。
値段はそれなりにお高いが、量が多く日本ではまず食べる事が出来ない料理ということでひとまず納得。
外に出るとは10人位が空席待ちだったことから、早めに来て良かった。
次はパイロットモニュメントへ。
ブルックスビストロの敷地から直ぐ近く、坂を歩いてものの数分で到着。
ここは開拓地時代にイエローナイフまでやってくるパイロット達のランドマークで、その後この小高い丘に記念碑を建てて今では観光名所。
階段を上りきるとそこはイエローナイフを一望出来る展望所。
低い位置からでも広い範囲で地平線を見ることが出来る絶景。
日本だったら北海道にでも行かなければ見ることのできない景色じゃないかな。
パイロットに近い視点で眺められる景色、湖や森と傾いた日に照らされるイエローナイフの街が奇麗。
見晴らしが良いからオーロラ発生と鑑賞の条件が良ければここからでもオーロラ鑑賞が可能かもしれない。
もう時刻は18:00を過ぎた。
ここで黄昏ている場合じゃない、そろそろ戻ってオーロラ鑑賞の準備をしないと。
パイロットモニュメントを出発する頃には他に観光客と愛犬の散歩がてらに寄った地元の住民がちらほらみられるようになった。
ホテルに戻りながら気ままにイエローナイフの景色を撮影。
ここでは水上飛行機も交通手段の一つ。
金やダイヤモンドの鉱山採掘地だからかイエローナイフは富裕層が多いらしく、この水上飛行機は自家用なのだろうか。
オーロラビレッジのオフィス。
今夜もオーロラ鑑賞、お世話になります。
途中のスーパーマーケットで飲料水を購入。
コンビニや自販機等といった便利なものは海外には少ないのであらかじめ多めに購入して冷蔵庫にストックして置く必要あり。
買物を済ませたらホテルへ戻る。
起床したときはもう今日の観光は無理かと思ったけど、なんとか行こうと思っていたブルックスビストロとパイロットモニュメントだけでも行けたので良かった。
気になる今夜のオーロラ発生状況は・・・。
う~ん・・・。
それなら天気予報は。
・・・(´・ω・`)。
今夜はオーロラ予報も天気予報もいまいちでオーロラの鑑賞には向いていないようだが、あきらめずに鑑賞ツアーには参加しよう・・・。